肩の痛み

・肩の痛みに使うつぼ 



・原因
五十肩のはっきりとした原因はわかっておりませんが、長年の肩の酷使によって炎症や損傷が起こりやすく、痛みや可動域の制限が起こると考えられています。また、肩関節の炎症は肩峰下の滑液包や関節周囲の筋肉に広がることがあり、このような肩関節周囲炎が狭義の五十肩とよばれています。
・検査
どの姿勢で痛むのか、生活歴(スポーツや外傷歴の有無など)をお聞きし、徒手検査法を行い原因を探ります。特に鑑別が必要なのは腱板損傷、石灰性腱炎、絞扼性神経障害、頸椎疾患などの疑いがある場合があります。上記の疑いのある場合は病院での精密検査をお勧めしています。
・治療
肩関節周囲の筋肉や滑液包に炎症がおこり痛みが激しい場合は、その炎症が治まるまで冷却し超音波治療や鍼治療を行い、安静を保ちます。炎症が治まり痛みが落ち着いてきたら患部を温め、上記の治療法や手技療法を行い、痛みの出ない範囲で肩関節の運動療法を行ないます。